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2018/06/13
歴史
神戸港の開港

2018年3月、

Kobe北野 Jam会様の編集により、
『Kitano Style Map』が、

 

こうべ北野町山本通伝統的建造物保存会様より、
『北野”雑居地”ものがたり』が、

 

発刊されました。
面白いんですよ。いづれも!!

 

こちら「北野『雑居地』ものがたり」より、北野についての文面を拝借すると・・

 

神戸港の開港は、1868年1月1日(慶応3年12月7日)。
開港の2~3日前から神戸村の沖合の神戸港に
外国の軍艦が集結し、度々礼砲をとどろかせて
神戸の住民の喝采を浴びていたようです。

 

英国艦隊はハリー・ケッペル提督が乗艦する
旗艦「RODNEY」を中心に合計12隻の艦隊で、
アメリカはベル提督が乗艦する
旗艦「HARTFORD」他4隻、さらにはフランスは1隻、
総勢18隻の外国軍隊が開港日に参集したとのこと。

 

開港当日の神戸港の様子を英国艦隊の士官パルマー氏が
布引山付近から描き、本国に送られてイギリスの週間新聞
『イラストレイテッド・ロンドン・ニュース』(P.34)に

 

「兵庫開港」という記事で掲載されました。
日本の新しい港が開港したことがヨーロッパに伝えられたのです。

 

とのこと。

 

華々しい開港風景が目に浮かびます。

 

当時の北野村は?と言うと、

 

北野村(現在の北野・山本地区)は
海抜50~80メートル付近の南斜面に位置し、
村のあちらこちらからは神戸港が一望できました。
現在のような高い建物はなく、村のどこからでも
神戸港が目の前に開けていたことでしょう。

 

ここグラシアニの二階の窓からも、
昔は神戸港をもっと近くに感じていました。
窓を開けると、海風なども滑り込んで来ていたかもしれませんね。

 

開港当時の北野村は戸数約60、人口は約230名ぐらいでした。
浄福寺を囲むにようにして村が形成され、
浄福寺の南側付近が村の中心であったようです。

 

現在も、多くの外国人がお住まいとなられるここ神戸。
神戸市と友好を結ぶ都市は8か国あります。

 

シアトル(アメリカ)
マルセイユ(フランス)
リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)
天津(中国)
リガ(ラトヴィア)
ブリスベン(オーストラリア)
バルセロナ(スペイン)
仁川(韓国)

 

そして、北野の街と友好提携を結ぶ地区は

 

モンマルトル(フランス パリ)

 

歴史を知れば、訪れる楽しみも増えますよね^^
友好を知れば、目指しているスタイルが垣間見えたり。
こちら2冊の本は、グラシアニでも少しご用意がございます。

 

「Kitano Style Map」はFreeで、
「北野『雑居地』ものがたり」は1冊@1300円で、

 

お見かけされましたら是非お手に取られ、
パラパラとめくり、神戸の、北野の、歴史に触れられてみてください。

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