日本海、瀬戸内海の2つの海、そして山間部、離島、
様々な気候と豊かな自然に恵まれた兵庫県。
それらの土地からの個性豊かな食材達を、新旧の街並み、
そして異文化が融合する街神戸”北野”をイメージし料理として表現します。
フランス料理の古典を重んじる正統性と新しい味へと向かう創造性、
レストランならではのサービスを、
“異人館”という非日常的な空間でお楽しみください。
100余年この土地で愛されて続けた「旧グラシアニ邸」。
私たちはここで更に100年、
神戸“北野”の街にそしてみなさまに愛されるレストランを目指します。
ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野
ラ メゾン ドゥ グラシアニ 神戸北野がある神戸・北野町は、港町としては初めて国から重要伝統的建築物群保存地区として選定された日本屈指の美しい街です。明治期の半ばから大正期にかけて、神戸港の居留地に仕事場を構える外国人たちが西洋式の邸宅を建て、ここに移り住みました。
その一つが、旧グラシアニ邸です。
百余年前、とあるフランス人の一家が、神戸の街を住まいに定めました。貿易をなりわいとしたと思われるその一家が、ふるさとのスタイルをそのままに建てたのがグラシアニ邸です。
それは明治41年のこと。北野の街にしっくりとなじむ、木造2階建て、煙突のあるしゃれた洋館でした。グラシアニ家が、こよなく愛した邸宅は、その当時の端正な姿を大切に守り続け、現在は他の異人館同様、伝統的建築物として指定・保護されています。
北野付近の航空写真(昭和39年)
グラシアニ夫人
伝統的建築物として指定・保護